書いているのは日曜日の午後

【野球の話】
阪神7−6横浜
勝利投手 安藤 2勝4敗2S
セーブ  
敗戦投手 川村 4勝4敗0S
本塁打 葛城 2号ソロ 今岡 15号ソロ
     多村 13号2ラン 多村 14号2ラン

対横浜戦やっとこさの3勝目です。
しかも一時5点差を付けられたものの逆転勝利ですからね!価値ある勝利です。
いい加減苦手意識も払拭したいところですから明日も頑張って欲しいですね、ファイト!

【Apocalypse】
CHAPTER33【In the Garden of Heroes】読了。
つまりは【Apocalypse】読了……!
長かったぁ、そして面白かったわぁ……。

最終章は完全に動力が尽き、海面に墜落するウェザーライトから話が始まり
お互いの無事を祝う生き残ったウェザーライトクルーの
会話を挟んで最終回特有(?)の【それから○○年後】へ。

舞台はそれから1年後、アーボーグに建てられた記念碑で開かれようとしている式典。
この記念碑ってのは《殉教者の墳墓/Martyrs’ Tomb》の事ですね。
そこに集まるウェザーライトクルーやドミナリアの英雄達。
ケルドの戦士、メタスラン、エルフ、人間、マグニゴスツリーフォーク、
グリズルゴム、ウィンドグレース卿、シスター・ドーメット……
ってあれ?ナディーンさん生き残っていらっしゃってましたか!?
またやらかしたヒドイ誤読、自分の書くことは鵜呑みにしちゃいけません。

そして始まるフレヤリースによる演説。
この演説、とても格好いいのですが自分の訳力では
全てを訳しきるのにはものすご〜く時間がかかるので後々ってことで一つ。

フレヤリースが語るのはこの戦いで死んでいった者達のこと。
世界を救う為に死という重荷を背負った者達がいる、
ならば我々は生という重荷を背負わなければならない。
この記念碑に刻まれた全ての者の名前を読み上げよう、
我々の背負うもの――生きる事、伝える事、忘れない事の為に。
我々の手に渡された世界を純潔のままに留める為に。

要約するとこんな感じなるかと思います(多分
原文はもっと長くてその合間にシッセイ艦長の思考が挟んでいたりして
もっと味わい深いものになってます、その良さは是非原文で(もはやお約束

そして場面は式典が終わった後のアーボーグの波止場に佇むシッセイ艦長に。
『美しい式典でしたね』と声を掛けて現れたのはオアリムさん。
何処か哀愁の漂う艦長とそれを柔らかく励ますオアリムさんの会話がとても良きかな。
そしてカーン登場、前にも書きましたがプレインズウォーカー覚醒後の
カーンは外見が違います、スマートになってるし声まで変わってるし。
なるほど、その外見でジェスカを射止めた訳ですね。

面白いのがこの後の
シッセイ艦長『そう、あなたは別れの挨拶をしに来たのね』
カーン『ええ、そしてオアリムを連れて行くために。
    チョー=マノが彼女に会えるのを心待ちにしてますからね』

のやり取りの後のシッセイ艦長のリアクション。
驚いた様子でオアリムさんを見つめて……って、あ〜二人の事知らなかったのね(笑
気を取り直して艦長も『末永く幸せにね』と祝福。
しかしこの原文『Just don’t honeymoon on Mercadia』は
色んな訳ができそうで面白いですよね。
某所での協議の結果『出戻りしないようにね』でも可、という結果が……出てません。

そして二人が去った後に残ったのはターンガースとスクイーと艦長。
二人はシッセイ艦長の新しい船の乗組員となって共に冒険に出ることを選びます。
そして最後のシーンは新たらしい船の名前を決めようとするシーン。
『この船は大波号というの。でも私はもっといい名前を付けてあげるべきだと思うわ』
『スクイー号はどう?』スクイーが甲高い声を上げる。
『角突き号でどうだ?』ターンガースが冗談まじりに聞く。
シッセイは首を振り『私は勝利号、って呼ぼうと思ってるんだけど』

勝利。
この言葉の裏にあるこれまでの冒険の数々。
M:tG小説の面白さの一つにスケールの大きな世界観を持つ作品特有の
裏にある様々な物語や登場人物がかもし出す深みがあると思うんですけど、
このセリフはそれを感じさせるというか想わされるというかでとてもよいラストでした。

これで【Apocalypse】、ひいてはウェザーライト・サーガが終わりました。
といってもまだまだ自分が読んでいない小説は沢山あるわけで。
とりあえずは自分がM:tG小説読みになったきっかけである
【MM】を読んでいこうかと思います。

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