『ベッドの上で死ぬなんて期待してなかったさ
俺はカウボーイだからな

帰る所が欲しかっただけさ…………
旅に出たら帰る場所がな…………』


ティムvsブラック・モアはそれまでの流れ、
邂逅から緊迫の会話、対決、そして決着後の台詞。
全てがパーフェクトでした。
自分の中ではリンゴォ戦にも並ぶか、と言ったほどに。

そのせいか自分の中ではDIOとのレースは
なんというか盛り上がりに欠けたというか……。
ストーリー的にはジャイロが自ら厳しい道を行く『男の世界』の先に
光を見つけて成長する重要な回なんですけど
ジョニィの小物解説役化がどうにも馴染めず。
そりゃジャイロにも殴られちゃいますよ。

【夏の想い出】

9月8日(金)

分不相応に広い部屋で目覚めたのが朝8時。
みんなで泊まった日も何だかんだで遅くまで起きていたので
ここまでまとまった睡眠は本当に久しぶり。

ちゃちゃか支度を済ませて9時ぐらいには旅館を出発。
例の切符を買い、目指すは【武家屋敷】で有名な【角館】

とりあえず秋田まで奥羽本線で上り、
まだ時間も早かったので昼食は田沢湖線との乗換駅である
大曲で録る事にしてさらに南下。

大曲で降りてとりあえず駅間の店でご飯でも…と思ったら
駅前に店がない。
あるのはニューデイズだけ。さすがにコンビには…。
ということでしばらく歩き見つけたのはそば屋さん。

なんかアフターに入ってからそば・うどんばっかり
食べている気がするなぁ…と感じつつも入店。
ちょうどランチの時間だったため
鳥照焼き丼とうどんのランチセットを頂く。
やっぱりうまい。お値段も手頃だったし入って正解でした。

田沢湖線に揺られること20分、角館に到着。
観光地として整えられている感じでとてもよい。

ただ心なしか人が多い。
大学ではまだ休みかもしれないけど
一般的には9月の平日のはず…はて、と思いながら
進みにつれ屋台が出始め、演歌歌手のステージが出現し、
ここに至り我等は察する。今日はお祭りなんだ、と。

普通はラッキー、と捉えるるところなんでしょうが
人が多いと荷物のでかい自分たちは通行の邪魔になるわ
いつも以上にうくわなんだでなーんか動きづらい。

お祭り自体はとても活気があって、
屋台もたくさん出ていましたし山車の様なものも出ていました。
後で話を聞いたところこの日は練習で、
本番では喧嘩神輿の様に激しくぶつかりあうすごい祭りになるそうで。

武家屋敷も中々見ごたえがありました。
武家屋敷が立ち並ぶ通りがあり、道には枝垂桜が植えられていて、
4月に来たらまたすごい景色が見れるんでしょうね。
お祭りと言うこともあり人がたくさんいて
ゆっくりと見学できなかったのが少し心残りかな。

一通り見学した後は街中にある温泉に浸かってきました。
浴場は広々としていて明るく、
入りやすい温度だったので少し長めに入ってまったり。
あがった後はビールで乾杯。マジうまかったっすよ。

そんな感じに角館を満喫し、
田沢湖線で盛岡に出ようと思ったものの、
なんともう盛岡行きの電車がない!?

仕方がないので田沢湖行きの電車に乗り、
ついてからユースホテルなりヒッチなり、野宿なりに決めようと。

着いてみると雲行きは怪しく、周りには黄昏の気配。
普通なら――そう、普通ならここは近くにあるユースホテルに入ります。
しかし、僕らはなぜか『ヒッチハイクで盛岡まで行こう』

バスで少し行けばユースホテルあるのに!
空曇って来たのに! もう6時を過ぎてるのに!

決めてしまったものはしょうがない。
ユースホテルに行くためのバスもなくなった。
よし、覚悟完了。

まずはダンボールとペンを調達しなければ、と
近くの酒屋さんに入ってみる。
するとその店のおじさんとおばさんがすごくいい人で
ダンボールをくれてペンを貸してくださっただけでなく
パンとおにぎりとお茶まで…。

こんな優しさがいとも自然に出てくる
この土地の人たちが、僕は、大好きだ。


元気も出てきたしいざヒッチハイク。
最初は場所を探そうって事で右往左往していたんですが
最終的に国道横にあるローソンの入り口に二手に分かれて張ることに。

1〜2時間やって駄目だったら駅に戻って野宿しようと
決めていたんですけど開始30分たった頃やって来た
普通乗用車に乗った3人組のお兄さんに声をかけられて
少しの会話の後、『じゃあ乗せていってあげるよ』
うぉっ、人生初ヒッチ成功!

今思うとよく乗せていただけたなぁ、と思います。
だってダンボールに何の飾り気もなく「盛岡」って
書いてあるだけのプレートを掲げ前には
明らかにスペースを圧迫するザック、
いかにも旅してます、みたいなみずぼらしい格好。
本当にただひたすらに感謝です。

ただ田沢湖から盛岡までの道を100kmで飛ばすのは
さすがに怖かったです。Gのかかりが半端なかったっす。

盛岡についてみるとまだのぼりの電車が動いていたので
『どうせなら行けるところまで行こっか!』という
また出た行き当たりばったり感漂う行動に。

結局一関行きの最終電車に乗り、一関市まで。
しかし近くに手頃なホテルや漫喫もなく、
ちょっと離れたところにある釣山公園というところで野宿することに。

この公園、小さな山をそのまま公園にしたような感じで
生い茂った木と結構急な坂道で構成されていました。
最初に腰を落ち着けたところはトイレからも近く
照明もあるため明るさもそこそこ。
心配していた蚊もいなく、寝るには不足しない場所でした。
時間も日付が変わるかどうかになっていたのでぱったり就寝。


……
………が。

夜中過ぎに突如雨。
霧雨ほどだったんですがそれぐらいのうちに移動しないと
後で面倒なことになる、と荷物をまとめて即移動!

しかし次の東屋までの道の急なこと急なこと。
ぶっちゃけ夏合宿中歩いたどんな道よりもきつかったです…。
上りきった頃には息も切れ切れのどカラカラ。
しかもこんどは蚊も多くちょっぴり寝にくい場所でした。

でも登りに登った分そこから見える夜景が結構綺麗。
すぐ近くに橋があり、その光がなかなかでした。

やっぱり頑張れば何かしらよいことあるよね、
なぞと自分を慰めつつ今度こそ、就寝。

コメント

nophoto
M&M
2006年9月14日18:22

お疲れ凹。HELLSING読んでみたけど、面白いね。

まなぶ
まなぶ
2006年9月14日19:32

凹ゆーな(泣
面白いッぺ?1年に1巻しかでないんだけど今から次の巻がすごい楽しみ。

nophoto
M&M
2006年9月14日23:43

まなぶ君私は少佐が好きだまなぶ君私は少佐が好きだまなぶ君私は少佐が大好きだ

まなぶ
まなぶ
2006年9月14日23:56

諸君 私はアンデルセン神父が好きだ
諸君 私はアンデルセン神父が好きだ
諸君 私はアンデルセン神父が大好きだ
以下略。

その気持ちは分かる。
あそこまで狂われてると
ああ、この人にはこれが正常なんだな、と思わせる
すごい力があるわな。

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