【ヴィンランド・サガ 1】 幸村 誠
2005年7月23日 読書
はるか北方――――凍てつく海の彼方より
戦乱の黒雲をしたがえて彼らは来る
なけなしのお金をはたいて買っちゃいました。
負けるな、オレ、来週の火曜を乗り切ればバイトし放題だから。
さて、この作品は【プラネテス】を連載していた幸村誠先生の最新作。
西暦700年代の終期から300年に掛けて北方の海を
縦横無尽に暴れまわったバイキングを主題とした物語で
第1話では週刊誌に掲載されたとは思えない88ページというヴォリュームで
バイキングたちの豪快な戦いぶりと主人公トルフィンが何故か
親の仇だというバイキングの一団の頭・アシェラッドの元についているという
話の引きなどを織り交ぜ、ページ数の割にはだれる事無く話を展開しております。
かなり詳しく時代考証を行っているんだろうなという事が
バイキングたちの武具や船の形から伺えますし、
細部のリアリティと幸村先生の画力によって描かれた戦闘シーンは圧巻。
1話では集団戦闘の中でアシュラッド達が豪快かつ大胆な戦闘を、
トルフィンが疾走感溢れる戦闘で魅せてくれています。
また、この物語が単なる冒険活劇で終わっていない事を
第3話・第4話の奴隷を絡めた話で語っています。
プラネテスで宇宙を舞台に様々なテーマに及ぶ話を描いた幸村先生だけに
今作ではどの様な話を見せてくれるのかが楽しみですね。
戦乱の黒雲をしたがえて彼らは来る
なけなしのお金をはたいて買っちゃいました。
負けるな、オレ、来週の火曜を乗り切ればバイトし放題だから。
さて、この作品は【プラネテス】を連載していた幸村誠先生の最新作。
西暦700年代の終期から300年に掛けて北方の海を
縦横無尽に暴れまわったバイキングを主題とした物語で
第1話では週刊誌に掲載されたとは思えない88ページというヴォリュームで
バイキングたちの豪快な戦いぶりと主人公トルフィンが何故か
親の仇だというバイキングの一団の頭・アシェラッドの元についているという
話の引きなどを織り交ぜ、ページ数の割にはだれる事無く話を展開しております。
かなり詳しく時代考証を行っているんだろうなという事が
バイキングたちの武具や船の形から伺えますし、
細部のリアリティと幸村先生の画力によって描かれた戦闘シーンは圧巻。
1話では集団戦闘の中でアシュラッド達が豪快かつ大胆な戦闘を、
トルフィンが疾走感溢れる戦闘で魅せてくれています。
また、この物語が単なる冒険活劇で終わっていない事を
第3話・第4話の奴隷を絡めた話で語っています。
プラネテスで宇宙を舞台に様々なテーマに及ぶ話を描いた幸村先生だけに
今作ではどの様な話を見せてくれるのかが楽しみですね。
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