『わかるさ あのアホ面が見えなくなって 一発でわかる
 戦っているのは俺達の友達! 俺たちみんなの味方だ!!』


詰めに詰められた武装錬金第5巻、本誌の展開がちょっとアレなだけに
今はこちらを読み返して熱さ在りし日々を思い返しましょう。

【作者コメント】
ここにも和月先生の【BUN BLAZE WEST】への無念が見え隠れ。
ガンブレは本当に面白くなってきたところで終わってしまってねぇ。
その事が【武装錬金】を生み出したって事を考えると
続いて欲しかったとも思うしでもそれだとブソレンが……とも。

第37話【同類項】
和月先生も書いている通りマフラーカズキはカッコいい。
佇むヒーロー、風になびくマフラー……なんて構図、素敵でしょう?

キャラクターファイル?20 若宮千里
不意打ち的にちーちんの本名公開。コミックスが先かよ!
ちーちんとさーちゃん、あとまひろのプロフィールは
趣味の部分でちゃんとリンクさせてあるんですね。

第38話【a friend of everybody】
5巻の中で一番好きな回。
言われなき拒絶に苦しむカズキを3バカが救い、
まひろのピンチに駆けつけるまさに【ヒーロー】カズキ。
熱くならないわけがない。

俺が【武装錬金】を呼んでいて涙腺やられかけたのは
おそらく次の巻に収録されるであろうブラボーの台詞と
一番上に書いた3バカの台詞を読んだ時。いいよなぁ……。

キャラクターファイル?21 河合沙織
特技がちーちんの徹夜(最長2日半)と対称して長寝とありますけど
2日半寝てたらそれは病気。
先日16時間半寝ちまった身が言えることではないかも知れませんが〜。

第39話【湧きたつ力】
カズキが『ちーちゃん、さーちゃん』と言っているのが直されていない……。

37話から39話までのカズキ達が誤解され拒絶を受ける、
3バカの活躍でその誤解も解け呪いの声が歓声に変わるっていう流れは
ものすごく王道を行っていてみていてすごく気持ちがいいのに
相も変わらずこの作品は少年層に受けが悪いそうな。
何が原因だろう……

『だがほら 俺もこの通り!!』

こいつだ。

キャラクターファイル?22・23 鈴木震洋&ホムンクルス 調整体
震洋のボツ案【殺人の経験を持つ未成年の刺客】はさすがに黒だと思う。
早坂母の話といい和月先生はホント媚びぬ、退かぬ、省みぬですね。
調整体の歪な気味悪さのあるデザインは武装錬金ぽくっていいです。

第40話【死の胎動】
37話から40話までが5巻の核だと我思う。
やっぱりL・X・E編はヴィクター化云々の話が出る前までがいいなぁ〜。

思えばブラボーは5巻ではここしか出番がないのに印象強いです。
やっぱり台詞の熱さとムーンの面白さにあるんでしょう。

ブラボーのあごひげが消えたり生えたり。
もしかして今回加筆修正ってしてなかったりしますか……?

第41話【パピヨンvsバタフライ(前編)】
何だかんだでこの回の魅力は蝶々覆面を追っかけるパピヨンと
好物のうさぎ(おいしい)を持った鷲尾さんの可愛さだとおもう(笑
バトル自体は変態vs変態のご先祖で華がないしねぇ。
と、言いますかこの漫画自体バトルになると華がない。
バトルで活躍できる唯一のキャラである斗貴子さんはブチ撒けまくりだし……。

武装錬金ファイル?4 ピーキーガリバー

ヒャッホウ!!

第42話【パピヨンvsバタフライ(後編)】
この回を本誌で読んでいたときにはパピヨンの決意表明で
【これでまだ打ち切りにはならない……よね?】などと
安心していたのを思い出すわけですが。
今の本誌にも早くパッピーが絡んでこないかなぁ……。

第43話【キミは誰だ?】
やっぱり3バカが格好いい。
もしかしたらこれから先連載が続いていく中でも
この巻での活躍以上に格好よくなることは無いかも。

そしてヴィクター登場。
自分の中ではCV池田秀一さんで流れております。

キャラクターファイル?24 蝶野爆爵(Dr.バタフライ)
『ドクトルはドイツ語でバタフライは英語だけど、気にしない気にしない』

うん、分かった、気にしないよ!俺はやってませんが調べるとボロが出るんだろうなぁ……。

しかしですね、あなたこの外見+年齢で【アリス・イン・ワンダーランド】ってのは……。

第44話【鼓動 高ぶる】
あらためて読むとやっぱりこの話だけなんだかパワー不足かなぁ、なんて思います。
カズキが撃墜されたり斗貴子さんがまったく歯が立たなかったりするのって
どうにもお約束な感じで読後感が薄い……恐るべしジェットストリームアタック。

武装錬金ファイル?5 ノイズィハーメルン
特にコメントも思いつかんわ……。

第45話【二か月前の春の夜】
で、5巻中のみならず作品全体を見ても問題のカズキヴィクター化。

この5巻の中盤までの展開をしていた頃に比べるとどうにも自分は
今の【武装錬金】を楽しめていないような気がします。
その原因が何なのかよく分かっていなかったのですが
ライナーノートを呼んでその一端が分かった気がします。

『これよりしばらくカズキはみんなのためでなく自分のために戦うコトになります』

これだ。
今まではカズキが偽善者といわれようが皆のために
自分を犠牲にしてまで戦う不器用なほどに真っ直ぐ姿と
それを貫こうとするあまりに悩み、立ち直っていく姿が好きで、
自分にとっては珍しい【主人公が好きな漫画】、
【嫌いなキャラがいない漫画】として読めていました。

しかしカズキがヴィクター化してからのカズキには
その姿が少しかけているような気がするのです。
確かに元の人間に戻りたいという気持ちには【皆の為】という気持ちもあるでしょうが、
行動目的の変化からくる言動、顔つきの変化がどうにも受け入れられないのです。

担当さんの意見ももっともな部分をあるかもしれないけど
やっぱりカズキは『a friend of everybody』なんですから。

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